スタッフ自己紹介-その⑦

 

はじめまして。理学療法士の新宮と申します。

今年の8月から凛のメンバーに加わりました。

 

理学療法士になって6年目になります。

回復期のある療養型病院で4年と別の訪問看護ステーションにてリハビリの経験を積んでまいりました。

病院では患者様の平均年齢が80代後半で、主な病気以外に既往歴(内臓系の病気、高血圧)も多くある方、認知症の方、臥床傾向になり車椅子への移乗も困難な方がいらっしゃいました。

転倒・転落しないための環境設定や褥瘡予防のための寝る姿勢のポジショニング、寝たり起きたり移動したり等の訓練をその方の身体状態や認知のレベルに応じた運動内容で行なっていました。

 

ただ、身体状態がわるくご家庭で介護ができない方が入院され、退院できずに病室で亡くなられるケースも多かったり、ご本人の運動意欲が低い場合や院内の環境からできることも少なかったり、なんとか楽しみを見つけてあげたいと思いお話を聞いてリハビリを行なっていても、本当は「家に帰りたい」という思いが強かったり、自分の力の及ばなさを感じることもたびたびありました。

 

自宅で生活をさせてあげたい、自宅で過ごせるようリハビリ職として関わりたい、という思いから訪問リハビリに興味を持つようになり、訪問看護ステーションに移りました。

 

まだまだ、利用者様おひとりおひとりの生活を深く理解して関わる力は足りないと思いますが、リハビリ職として、また人として信頼される存在になれるよう日々勉強し、利用者様の日常生活での楽しみを共有させていただき、リハビリをすることで今までできなかったことができるようになったと言ってもらえるセラピストを目指して頑張っていきますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

訪問看護ステーション凛

理学療法士 新宮 崇宏

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