在宅中心静脈栄養(HPN)の利用者さんが増えています。
HPNを実施していても活動性を確保する為、凛の利用者さんはHPN用のリュックを活用しています。
このリュック使用時に、利用者さんへの思いやりのため、凛では少しだけ工夫をしています。
それは滴下筒の輸液ラインより多く輸液を満たすこと。(写真参照)
たったこれだけの工夫ですが、リュックを倒してしまってもライン内に空気が入らず、閉塞アラームが激減します。
利用者さんへの療養指導で大切なポイントのひとつは、
「禁止事項をできるだけ少なくする」
ということ。
だから、リュックを倒しても問題がないように、上記の対策をした上で、「リュックを倒してはいけませんよ。」という禁止事項をひとつ減らします。
HPNを実施していても、その人らしく活動して欲しいからこその思いやりです。
訪問看護ステーション凛
所長 野上 陽子
野上陽子 (月曜日, 12 12月 2016 21:57)
ノビノビとその人らしく在宅療養して頂くために、楽しく工夫していきたいですね
小林京子 (日曜日, 11 12月 2016 23:41)
人は禁止事項が増えると、内にこもってしまいますよね