梅雨の真っ只中なのに、真夏のような暑さが続いていますね(>_<。)
湿気と暑さとで体調を崩している方も多いのではないのでしょうか…
これからさらに本格的な夏になっていくと、ゲリラ豪雨や台風、そしていつ起こるかわからない地震など…日頃から備えておかなくてはならない自然災害はいつ起こるかわかりません…
7月1日、今日は「国民安全の日」だそうです!9月1日の防災の日は知っていましたが、国民安全の日は今回調べていて初めて知りました。
国民安全の日とは、産業災害、交通事故、火災など国民の日常生活の安全をおびやかす災害の発生の防止を図るために、生活のあらゆる面において安全確保を常に意識し、これを習慣化することを促すための記念日だそうです
ということで、今回は最近、当ステーションでも避難訓練の一貫として取り組んでいる“災害用伝言ダイヤル『171』”のお話をさせてください(^ ^)
災害用伝言ダイヤル「171」は、大規模地震災害等の発災時に安否確認等の電話が急増し、電話が繋がりにくくなるのを緩和するために、NTT西日本、NTT東日本が災害時に提供してくれるサービスです。
171にダイヤルし、アナウンスにしたがって固定電話、携帯電話等の電話番号宛に伝言を音声で登録(30秒以内)し、全国から音声を再生することができます。
30秒と短いので録音することは頭の隅に置いておいた方がいいかもしれませんね。
こちらの「あいたいよ」を登録するとお相手にも情報が伝わりやすく、安心することもあると思います!
ただ171を「知っている」「聞いたことある!」「とりあえず171かけてアナウンス通り登録すれば大丈夫なのね!」ではいざという時、困ったということになりかねません…
携帯電話、固定電話、ネットが使えないとなると公衆電話は行列となり、そのときに慌てて音声登録できなかったということもあると想定し、当ステーションでは体験利用ができる、
- 毎月:1日、15日
- お正月:1月1日~3日
- 防災週間:8月30日~9月5日
- 防災とボランティア週間:1月15日~1月21日
に各自練習を行なっています!
<災害用伝言ダイヤル(171)伝言の録音方法>
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171s/rec.html
やってみて問題点として感じたのは…
・「安否を知りたい相手の電話番号」がわからなかった
・公衆電話がどこにあるかわからない
・他人や関係ない人が伝言聞けないように暗証番号を設定した方が良い
・難聴の方は難しい…
など…
やはり練習は必須となるようです!
ご家族同士で上記のことを想定して話し合い、登録する電話番号や暗証番号はあらかじめ決めておき、メモに控えておくことが大事だと思いました。
訪問看護事業所として難しいのは、従業員が一か所に集まっていないので災害が起こった時に誰がどこにいるか分からないという点があります。
あとは利用者さんそれぞれ重症度、介護度、住宅環境、ご家族との同居の有無など生活環境が異なっているので対応が個々に変わるという点など、スタッフがいつどこにいて、いつ起こるのかによって状況が全く変わるので様々な緊急時の対応を想定することが必要になっています。
災害は予測が難しく、不安も大きいものです。だからこそ、日頃からの備えと信頼関係が何よりも大切です。
わたしたちも「安全・安心なケア」を届けられるよう、そして「どんな時でも安心できる」存在でいれるよう努めていきたいと思っています。
皆様もこれを機にご自身、ご家族の安全のために、ぜひこれを機に災害時の対応についてお話ししてみてください(^^ゞ
事務 齊藤